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the STR

ランチアストラトスは、世界ラリー選手権(WRC)グループ4(GTSクラス)の参戦を目指し、そのレギュレーション「連続する12ヶ月に400台以上の生産が必要」をクリアする為、1973年に販売が開始され、1974年10月1日付けでWRC参戦のレギュレーション「連続する12ヶ月に400台以上の生産が必要」をクリアし、ホロモゲーションを獲得します。WRCに参戦すると、その性能の高さから1974~1976年で3年連続のメイクスタイトルを獲得し、ランチアへ大きな栄光をもたらしました。一方、販売自体は順調ではなかったため、親会社であるフィアットはWRC参戦をストラトスではなく、フィアット131アバルト・ラリーに変更します。しかしながら、プライベーターの手でストラトスによるラリーへの参戦は引き続き行われ、1978年ツールド・コルス、1979年モンテカルロ、ツールド・コルス、サンレモを制し、さらに1981年のツールド・コルスを勝ち取るなど、その戦闘力の高さを証明し続けました。

ランチアストラトスは、1973年の発売開始から1975年までに492台が販売され、現在では非常に希少なクラシックカーとなっており、程度の良い個体は6,000万円以上の価格で取引されています。
その希少性と根強い人気で、昔から複数の会社がレプリカを作っており、日本に入ってきている個体も少なくありません。

​今般UK CLASSIC FACTORYが輸入販売契約を締結したLB Specialist Cars社(Lister Bell Automotive社が社名変更)は、20年以上少量生産車の製造に携わってきたMr. Craig Whiteが、2010年に満を持して設立した会社で、それまでに存在していたストラトスレプリカのクオリティを遥かに凌ぐ車両「the STR」を送り出しました。「AUTOCAR」誌の名物編集者Mr. Steve Sutcliffeがこの車に乗ってその性能とハンドリングを絶賛したことから、現在はバックオーダーが2年分入っており、これを受けて生産体制の拡充を計画している状況です。

https://youtu.be/Xvs5jRi4h80

​UK CLASSIC FACTORY代表の勝見は2016年から同社にコンタクトを開始、2017年には現地を訪問して輸入販売契約を締結しました。提供できる車両の数は当面はかなり限られる見込みですが、英国で業界​を席巻している車を日本に紹介できることを心より楽しみにしています。

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